乳腺疾患

主に乳房の中にある「乳腺」と呼ばれる組織の疾患について取り扱っております。乳腺の発達している日本人にとって各種症状の出やすい箇所でもあります。乳房についての様々な症状（しこり、痛み、分泌など）に対し長年の経験から診断と治療を行います。

超音波検査でしこり（腫瘤：しゅりゅう）が見つかった場合、そのしこりが良性なのか悪性（乳がんなど）なのかを確定診断するためには、組織の一部を採取し顕微鏡検査（病理検査）を行う必要があります。
当院では、しこりの組織を採取する生検装置も取り揃えておりますので、乳がんなどの悪性のしこりが疑われる場合には、針生検を行って確定診断を得ることができます。その診断結果が、万が一乳がんであった場合には、手術のできる専門施設をご紹介させていただきます。手術後、専門施設への通院が困難な場合、日々の診療は当院で行いCT検査などが必要な時のみ専門施設へ通院する、ということも可能です。